■ 東京初日直前
<百聞は一見にしかず>
ついにインタラクティブライブショウ2000「賢者のプロペラ」を見た.
そう,私はこのライブを会場で見るのは初めてなのだ.その割には相当詳しいけど(笑).
結果から言えば,東京初日は大阪初日と全く同じルートを辿ってしまい新しい発見はなかった.
が,どんなに正確で素晴らしいレポートを読んでも,実際にライブを見ることにはかなわない.
百聞は一見にしかず.その通りだ(笑).
<焼鉱法−東京初日を振り返って>
GOOD ENDINGに近いのは「腐敗法」だ.
しかし私は,ライブ直前に「今日は焼鉱法になるだろう」と予測し,何人かにそれを伝えた.
なぜか.私は「ここ数年の平沢ファンにおけるインターネットの利用」を軽視しているからだ(笑).
前回のライブ「World Cell」で,東京の情報(KING放置)を大阪に伝えることができなかった.
あれから2年.おそらくインターネット人口は増えたであろう.
しかし,我々ネットワーカーが考えるほど平沢ファンに
インターネットは「普及してもいない」し「利用されてもいない」.
ライブが始まり,高揚感が高まると「GOODをどうしても見たい!」という衝動にかられた.
「腐敗法」は「GOOD ENDINGに近い道」.しかし,そのカードはライブ最終公演にとっておきたかった.
そして当初の予測通り,会場では「焼鉱法」が選ばれた.
今回のインタラクティブライブ謎解きの難易度は我々にとってはちょうどいい.
しかし,多くの者にとってそれは難しすぎ,また多くの者にとっては興味がないことなのだ.
私はこの時点で「今日はGOOD ENDINGにはならないだろう」と考えていた.
第二ホットポイントは「浴びる」が選ばれた.私はもちろん「迂回」でShoutしたが,
ここは圧倒的な差でどうにもならなかった.
第三ホットポイントは「左の卵」が選ばれた.ここは左右大きな差はなかった.
あと一歩だったが,右の卵は選ばれなかった.
ライブを見た感じでは「1つの卵に双子のウロボロス」の他に
「2つの卵をGETする」可能性もありそうだった.
会場の選択がここまで同じなら,宅オの壁崩しに期待をかけるしかなかった.結果的に壁は全て崩せなかったが,
不利な焼鉱法にもかかわらず,成功まであと一歩だったそうである.
宅オの皆さんには敬服する.せめて「迂回」を選んでいれば「腐敗法」に切り替わり,
壁は全て壊せたかもしれない.
ファンは皆悔しがっていた.がっかりしていた.しかしその多くは「暗黒」のエンディングに対してだった.
少なくともここを見ている皆さんはそうではなかっただろう.
「大阪とまったく同じ道を辿ったこと」が悔しかったのではないだろうか.
私もそうだし,平沢氏もそうだろう.
結局,我々観客は今回も勝てなかった.
しかし,いいセンいってる,ほぼ正解の予想屋として胸を張っていこうじゃないか(笑).
馬券が個別に買えるなら万馬券をぶち当てられたんだがな(笑).
<腐敗法−最終公演日に向けて>
結論から言おう.「腐敗法」「閃光制裁を進む」「サファイヤ・ブルーの花の道」そして「壁の崩壊」.
これがGOOD ENDINGへの道だ.
まずは第一ホットポイントは「腐敗法」.これは大丈夫だろう.
その為に私は東京初日に焼鉱法をShoutしたんだ(笑).
次に第二ホットポイントは「閃光制裁を進む」.これは迂回が非常にリスキーであることがわかってきた.
実はインストアとniftyのインタビューで「焼鉱法と腐敗法が入れ替わる」という発言があるのだ.
私はインストアの時点でわかってはいたが,大阪公演初日を宅オで参加してみて,
「入れ替わりは入っていない」と思いこんでしまった.インストアで言ったものの,
制作が間に合わなかったと想像していたのだ.
後にniftyのインタビューで再度入れ替わりが語られるのだが,
インタラ(会場・宅オ)内で表現されていないものを解析の中に入れてもいいものかと抵抗があった.
しかし,そうも言ってられない(笑).さらに決定的な証拠も見つかった.
東京公演では宅オの登録があり,会場でも登録者の名前が表示されたが,
そこでメールアドレスを登録すると,スペースナッカドーの儀式の時に平沢氏からメールが届くのである.
実はその中に銀を浴びて残念がるような内容が書かれているのである.
「焼鉱法で迂回すれば腐敗法に変わり,壁崩しがスピードアップする」そして
「腐敗法で迂回すれば焼鉱法に変わり,壁崩しがスピードダウンする」.
腐敗法で迂回を選んではいけない.そこにどんなストーリーがあるのか,
見てみたかったが,もう迂回の道は選べないのだ.
そして第三ホットポイントは「サファイヤ・ブルーの花の道」.これは何も語らなくていいだろう.
結局は大阪二日目とほぼ同じで最後の選択が「サファイヤ・ブルーの花の道」だ.
後は宅オの壁崩しの結果をハラハラしながら待つのだ(笑).
<おわりに>
次こそ勝てる.というか,勝って当たり前なのだ(笑).
我々の解析もここで終わりだろう.あとは結果を見るだけだ.
インターネット・オリエンテーリングの頃は多くのファンが真剣に謎を解こうと頑張っていた.
最近はファンが入れ替わったのか,謎解きを楽しむ人が減ったように思う.
ネタバレは読みたくない,新鮮な気持ちでインタラクティブライブを見たいという人がいてもかまわないが,
平沢氏はそうは考えていないようだ.むしろ前回の結果を受けて正解を見つけて欲しいようだ.
私と嫁さんが謎解きに命をかけているせいもあるのだろうが(笑),
「ひ組」には謎解きを楽しんでいるファンが多く訪れてくれているように感じる.
今回ほど難解でルートの多いインタラクティブライブはなかった.
我々は情報を持ち寄り,意見を交換した.私は凄く楽しかった(笑).
「GOOD ENDINGへの道」を作ったのも,「ネタバレBBS」を開設したのは私ではあるが,
このような機会,場が与えられたのは私にとって幸せだった.
ROMの方々も含めて,皆さんに感謝したい.
では最終公演,会場も宅オも頑張りましょう.次こそ勝てる!(笑)
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