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他の充電器と比べ,高い充電効率を誇るだけでなく,
ソーラーギア同士で複数台連結できたり,携帯電話へ直接充電したり,
単三だけでなく,単四も充電できたり.…と多種多様な機能を持ち,
さらに充電中か否かを赤ランプで,満充電かどうかを黄〜緑ランプで知らせるといった,
ステータス表示の充実と,非の打ち所のない充電器,バイオレッタ ソーラーギア.
しかしなんといってもグッドデザイン賞を受賞したその美しいシルエットは,
私のモデラー魂を前後左右にグイングイン揺さぶるのです.
私が愛したデザインは,私の手の中で立体となり,私の目の前に存在するべきなのである.
Shall I build violetta ?
そう,運命とあらば作りましょう!
ん?ソーラーギアは元々実在する立体じゃないか(笑).
かくして1カ月足らずの(私にとっては)猛スピードで作ってしまいました.
「ソーラーギア1/2スケールモデル」.
模型の世界で1/2スケールと言うと,それは長さが1/2という意味.
面積は1/4,体積は1/8となります.
これは結構小さいんですね(上の電池との比較画像参照).
それにつけても,この模型の画像は,色は塗られていないし,パネルもグレーのまま….
いや,色も塗らずに発表するのは,実は意味があるのです.それは番組の後半で!(笑)
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可動ギミックはパネル部分180度回転と,電池ケースの蓋部分の開閉を再現.
これらの可動部分は模型素材の強度を考慮して,本物とは多少異なる形状となっています.
パネル可動部分は中にポリキャップというゴムのようなものが入っており,
何度動かしても「ゆるゆる」になることはありません.
電池ケースを開けると,ちゃんと電池も入っています.取れないけど(笑).
左右のオレンジスイッチの可動,左右のオレンジつまみの回転等は,
このサイズではあまり意味がないのでオミットしました.
ただし,このオレンジの部分は別パーツ化されているので,
塗装は楽に,そしてきれいな色分け完成品になる筈です.
パネル部分,電池(×2),ロゴ部分はシールによる表現を用いる予定.
バイオレンジャーシールと同様に,パソコンを使ってプリントアウトするつもりです.
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さて,ここからが本題.
実はこの模型はただの模型では無いのです.
ズバリ,「量産を前提に開発」しています.
無塗装で発表したのは,これが完成形ではなく,
このグレーの模型は「原型」だからです.これをシリコンの型にとって,
キャスト(レジン)という素材を流し込み,複製します.
このページを見ているあなたの手元に,1/2ソーラーギアが届くかもしれません.
しかし,問題は2つあります.
一つは単純に技術的な問題.私自身,型取りは初めてです.
1個複製するのにどれぐらい時間がかかるか?何個作って何個不良品が出るか?
何個複製したら型がいかれるか?まったくわかりません(笑).
まぁ技術的な問題は悩んでもしょうがない.まずはトライ!なんとかなるでしょう(笑).
ところでレジンキットを渡して,
皆さんは塗装して組み立てることが出来るのだろうか?
やはり完成品で渡すことも考えなければいけないか….
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さて,もう一つの問題はコストがかなりかかっていること.
開発費はともかく,材料費ぐらいは回収したい.
そうだなぁ.できればキット500円,完成品1000円ぐらい.
これは薄利多売のプラモデルと比較して考えると高く感じるかもしれませんが,レジンキットとしては激安なんです.
「それぐらいなら出しても良いよ!」と思う人がいるかもしれませんが,問題は他にあります.
他人様のデザインを模型化して,1円でも値段を付けたら,そこには版権問題が派生するのです.
どうやらソーラーギアは須藤さんがデザインしたものらしく,
版権は全て須藤さんが持っているらしい…ということは須藤さん次第?(笑).
「半年間の間だけ」「20個だけ」といったような期限や個数を限定した「限定版権」をもらうことが出来れば充分なのですが….
是非,須藤さんがお暇になったらご相談したいところです.
まぁ,この問題は最悪私が材料費回収を諦めて,タダで配れば解決するんだけど(笑).
そうなるとお一人様一点限りかな.っていうか売れたとしても,あまり個数は出せないかもしれないけど(笑).
どっちにしろ個数限定は必至ですので,手に入れたい方は私のHP等をマメにチェックするか,
今のうちから熱烈なラブコールを(笑).
と,いうことで,「ソーラーギア1/2計画」はまだまだ続く.
ソーラーライブが終わっても作っているかもしれない(笑).
ということで,待て!続報!!(笑)
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