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  HMV新宿サウスで「救済の技法」インタビュー

いつものファッション,いつものノリの平沢さん.

司会進行のテスラ姉さんと.

さて,ベルセイベントの翌日,今度は新宿HMVで第7段ソロアルバム「救済の技法」販促イベントです.
司会はテスラ姉さん(ぴかちゅうさん,マトンさんと言った方が通るか?)です.交通事情により15分押しでしたが,無事スタート.「Forces」のPVの鑑賞の後に平沢氏ステージ上へ.
最初は「救済の技法」についてテスラ姉さんから「意味深なキーワードですね」という質問に対し,「意味深ですか?例えば橋大工というのは橋を造る大工さんで,救済の技法とは救済する…技法で…」と,あいかわらずのボケをかます平沢さん(笑).
さて,ここで新作「TOWN-0 PHASE-5」のPV上映.
前回の「電子悲劇/~ENOLA」の販促イベント(同会場)では「ASHURA CLOCK」のPVが笑われたのに続き,今回もかなり笑われていて,平沢さんは不服なような…(笑).

ちょっと私の個人的な感想.このPVにはロボが2種類出てきます.私は「アニメロボ(ガンダムっぽい足先の赤いタイプ)」と「SFロボ(パイプ等が飛び出しているタイプ)」と呼んでいます.アニメロボはメカメカしい表現で,例えば骸骨ダンサーズを蹴散らすシーンや高所から飛び降り着地するシーンは完全にメカとして描かれているのですが,SFロボの方は生物的に描かれています.例えば水に浸りながら歩くシーンでは,機械が濡れて壊れるというより,水の抵抗が大変そう…という印象を与え,ビルの上のシーンではまさに生き物として描かれています.そこらへんの2体のCG作者(ロボのデザイナー)の2人のそれぞれの凝り方というか,思い入れの嗜好の違いがかいま見れて興味深い作品です.
まぁ,なんだかんだ言いますけど,あの「顔を映したモニタに足付けて町を歩かせる」というコンセプトの時点で,もう勝利ですよ(笑).コンセプトの勝利(笑).<命名:メカひらむし(笑)

さて,インタビュー再開.まずは「インタラクティブライブとは何か」という,何年も繰り返し続けられる説明が今回も(笑).ステージと客席の間のスクリーンといった装置構成から,文字情報が映し出されるという進行方法の説明の後,さらに具体的に,セイレーンのライブビデオを見ながらホットポイントを説明します.
今回のインタラクティブライブは「救済する橋のギルド(橋大工組合)」つまり在宅オーディエンスが橋をつくり,ライブ会場以外からもライブに参加できる趣向であるといった説明がありました.まだ秘密だそうですが,岩を砕いて積み上げて橋を造るという作業が待っているそうです(笑).

さて,救済の技法はライブで完結するのか?という質問に対し,平沢さんは余韻をもったまだ続くようなエンディングが好みらしく,そうすると続きが出来てしまい,その解消に万国点検隊を行っていると回答(笑).今回,万国点検隊があるかどうかはわからないが,あるとすれば11月頃,GN会員以外も参加可能という予定だそうです(HISお茶の水支店の特別パックとして一般公募か?!(笑)).
一方,ライブ関連では新たな企画が予定されているそうです.現在東京から大阪のライブを見に行くファンも少なからず存在するので,一定人数集まればツアーバスを企画しているとか.こちらはスタッフ発案で,日帰りで仕事に影響も少なく,しかも安くライブを見に行けるというコンセプトなので,平沢さんはあまり口を出さないとのこと(笑).平沢さんが企画するとコストが高くなり本末転倒のため(笑).しかしツアー名は「救済する橋のギルド御一行様」など「待っている間恥ずかしいツアー名にする」と言い切る平沢さん(笑).

最後に新宿HMVで「救済の技法」を購入した方への特典として,平沢さんとPHSで話せる(話せるというか,一方的に聞くだけ)がありました.「救済する橋のギルド」へのメッセージということでしたが,「気を付けてお帰りください」とか「間違えました」とか,まぁ内容的に深い意味はなかったようです.相当な人数が並び,一人ひとりにメッセージを送った平沢さんもお疲れさまですが,中にはその列を見て,「券あげます」と言ってさっさと帰るファンもいたようです(笑).

以上,テスラ兄さん姉さん,2日連続お疲れさまでした.




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