表 創 解 他


LIMBO-54GOOD ENDINGへの道

TOP PAGR 大阪公演終了直後
2003/5/1
「箱の中より」後
2003/5/3
全公演終了後
2003/5/4

■ 「箱の中より」後

<前回までのあらすじ>

インタラクティブ・ライブ2003「LIMBO-54」第一回〜二回公演(4/28,29 大阪公演)の終了後, 会場参加・DANCER参加を行った仲間内で情報やアイディアを持ち寄り解析し, ついに解析内容を公開に踏み切った.
しかし,DANCER掲示板では「私」と名乗る人物の「箱の中より(投稿番号177)」に叩きのめされたのであった.



<4つの台を集める道>

「箱の中より」の以下の文に注目したい.

重複僧侶から4つの共鳴台を得られる道は一つ。  (注)以降,この緑色は「箱の中より」の引用文を意味することとする.

まず,前回の解析は,左ドア右ドアどちらのルートでも4つの台が集められることを前提とした. それが1つであるのだから,まず,右ドアルートは難しいと考えるべきである(詳細は後述).
ここで,左ドアに4つの台を集めるルートがあることと仮定する.

<助けを得られる場所>

一方,「助けを得られる場所」についての表記が延々とある.まず,
私の助けを得られる場所への道は4つ。
これは,第二HP選択以降にその場所があることを意味する,なぜならばHPは2分岐であるため, 第一HPでは道は2つしかない.4つの道が存在するには第二HPの選択が終了した後 でなければならないのである.
さらに,
諸君は「道」についてもっと考えを巡らす必要がある。平行する
道、再び出会う道。諸君が道として知っているものはそれだけだろうか?

とある.「平行する道」とは「拡散型」を指し、「再び出会う道」は「収束型」を指しているのだろう. 「それだけだろうか?」と疑問符の後に,
その次の行き止まりは、第三の道の形状への入り口だ。誤れば、爆発が
諸君をあざ笑う。次の行き止まりは心せよ。諸君が正しい道程で、最初に
共鳴台を受け取った後の選択に習え。

とある.つまり「拡散型」「収束型」以外にもう一つ,「第三の形状の道」があるというのだ.
そして,
第三の形状の道への入り口まで、諸君が誤った道を取っていたと
しても諦めることは無い。そこで、思いきって誤った道を取れ。
それは約束された成功への道ではないが、私の助けが得られる道だ。

「第三の形状の道」は「助けが得られる道」であるという.
これに続く文章が,
しかし、勇気が無ければこの道を取っても無駄だ。次に僧侶が爆死させられ
れば、諸君を待ちうけるのは絶望のみだ。もう一方の道で諸君は
僧侶に会う。そこで共鳴台を受け取ったとしても、諸君は必要な数の
共鳴台を持っていないだろう。

であり,助けが得られる場所の後に分岐があることが読みとれる. 「第三の形状の道=助けが得られる道」は最終HP(第四HP)ではないことがわかる. つまり,第二HP選択以降で第四HPではないのだから, その「思いきって誤った道」をとるのは第三HPである.
また,
私が諸君を助けられる場所も1ヶ所しかない。
という文章も見逃してはならない.

では,我々が集めたDANCERテキストと,会場の結果, そして「箱の中より」を全て矛盾がないように組み立てたら,どのような分岐図が描けるだろうか?


<分岐図>

(図6)分岐図



では,「箱の中より」の会場が辿る道について,確認してみる.

限られた時間の中で努力をし、そして最後のチャンス
の時、それでも全ての努力が実らないと分かったら勇気を振り絞ることだ。危険を顧み
ずそれを行えば、私が諸君を助ける。しかし、私が諸君を助けられる場所も1ヶ所しかない。

問題なし.「諸君を助けられる場所」は一カ所である.
勇気を振り絞るというのはどちらかわからない左右選択ではなく, ヒラサワAがヒラサワBを追い越せないという失敗をあえて行うことか, あるいはその後の勇気の必要な分岐のことのどちらかを指していると考えられる.

重複僧侶から4つの共鳴台を得られる道は一つ。私の助けを得られる場所
への道は4つ。諸君は「道」についてもっと考えを巡らす必要がある。平行する
道、再び出会う道。諸君が道として知っているものはそれだけだろうか?

「重複僧侶から4つの共鳴台を得られる道」は左ルートにある(後述).
「私の助けを得られる場所への道」はH2A1,H2C1,H2B1,H2D1の4つある.
なお,第三の形状の道とは下記の図に示す合流型の道を想定. 過去のインタラクティブライブでは2つの道が合流することはあっても, 2つのホットポイントが1つに合流することはなかった.

(図7)三つの形状の道

投げやりになった者どもの街を通る時、諸君は一人の僧侶から遠ざかる。
その街を迂回できれば、そこに架けられた橋は諸君を僧侶へと導く。
その次の行き止まりは、第三の道の形状への入り口だ。誤れば、爆発が
諸君をあざ笑う。次の行き止まりは心せよ。諸君が正しい道程で、最初に
共鳴台を受け取った後の選択に習え。

この部分は左ルートのヒントと考えられる(後述).

第三の形状の道への入り口まで、諸君が誤った道を取っていたと
しても諦めることは無い。そこで、思いきって誤った道を取れ。
それは約束された成功への道ではないが、私の助けが得られる道だ。

「第三の形状の道への入り口」は図の「助けを得る場所」,誤った道は「追い越し失敗」.

しかし、勇気が無ければこの道を取っても無駄だ。次に僧侶が爆死させられ
れば、諸君を待ちうけるのは絶望のみだ。もう一方の道で諸君は
僧侶に会う。そこで共鳴台を受け取ったとしても、諸君は必要な数の
共鳴台を持っていないだろう。

「助けを得る場所」の後に分岐があることを示している. 間違った道(追越しの意図的な失敗)の後に, さらに勇気のいる選択を行わなければならないように読みとることもできる.
と,これで矛盾無く全てをつなぎ合わせることができた.



<4つの台を集めるルート>

分岐図の右側を見ていただくと,どのような道を通っても4つの台を集めることは出来ず, 追越失敗によって助けを得るしかGOOD ENDINGの道がないことになる. となれば,4つの台を集める道はまだ見ぬ左のルートにあると考えるしかない.
まず,左のドアを空けて,H1A2で僧侶1から台をもらえるなら素直に考えて良い筈である. (右のドアではここで台をもらえないため台が3つしか集まらない). あとはホットポイントの度に正解なら台をもらえる筈である.

投げやりになった者どもの街を通る時、諸君は一人の僧侶から遠ざかる。
その街を迂回できれば、そこに架けられた橋は諸君を僧侶へと導く。
その次の行き止まりは、第三の道の形状への入り口だ。誤れば、爆発が
諸君をあざ笑う。次の行き止まりは心せよ。諸君が正しい道程で、最初に
共鳴台を受け取った後の選択に習え。

おそらくこの文章は,「助けを得る場所」のことではなく, 左ルートの正解を述べて居るものと思われる. 右ルートにT字路のLR選択が2つあったが,左ルートも同じだと仮定する.
諸君が正しい道程で、最初に共鳴台を受け取った後の選択に習え。 とあるが,「正しい道程」は「左ルート」で,「最初に共鳴台を受け取」るのは第一HPの直後, そして「後の選択」は第二HPを指しているのだろう. それなら,第二HPがRなら第四HPもR,或いは逆に両方Lと読みとれることが出来る.



<対策>

第三公演(東京初日)は,

・第一HP:左のドア
・第二HP:LR選択(任意)
・第三HP:追越成功
・第四HP:LR選択(おそらく第二HPの正解と同じ)

として,その結果を記憶しておく.正解なら各HPの後に僧侶から台をもらえるはずである.そして第四公演(最終日)には,

・第一HP:左のドア

に進み,第三公演の内容をふまえ,僧侶から台をもらえたHPはそのまま, もらえなかったHPにおいては逆を進むことで4つの台が揃うはずである.



<補足>

ところで前回,「台にしるしを載せるときに現れる3つの爆発物に触れた場合の爆発」や, 「DANCERが触れた事によるCITYでの爆発」はストーリー展開に影響しないと考えて良い. と書いたが,それはあくまでも想像であって断定はできない.
やはり発光物のリレーをする人は慎重に行ってもらいたい(笑).








Copyright © 2003-2010 higumi.com
Powered by Ruby 2.6.10