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非局所性緑色免疫団万国点検隊(P-MODEL)

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■ 物語概要

〜<非公認>非局所性緑色免疫団のストーリー解説と考察〜


復習〜ASHURA CLOCK〜

CD−EXTRA「ASHURA CLOCK」では電子舟P−MODEL号(別名ダイコン鉄アレイ号?(笑))が三角ゲートをくぐるCGアニメが収録されている.また,インターネットオリエンテーリングのASHURA CLOCKはやはり三角ゲートで終了する.これがサイバースペースの楽園,Layer−Greenの入り口と想像する.
ちなみに旅行の4日目に中野団長がバンジージャンプをさせられる谷があるが,アレがLayer−Greenの境界線らしい.バリ島が全てLayer−Greenではない.この平沢氏のアイディアから今回の物語が始まったと中野団長から聞く.

さて,謎の病原菌ENOLAだが,これは「電子舟P−MODEL号がLayer−Green突入の際に引き起こした事故が原因」となっている.事故の衝撃が振動性の病原体ENOLAの発生をうながしたのだ.早い話がENOLAはP−が作ってしまったということ.<オイオイ(笑)

旅行はマクロソフト社の陰謀

P−はENOLA撲滅のため調査を開始するが,そこでマクロソフト社がENOLAを利用した恐怖の人体実験の陰謀を知る.おそらく彼らは既に病原体のサンプルを入手していると予想される.
巨大商用ネットワーク「Web−Heaven」を主催するマクロソフト社は,全てのパーソナルコンピュータを自社製のホストコンピュータに下位従属させる「スレーブグレーブ計画」の実施にENOLAを利用しようと考える.彼らはP−のデータベースに進入し,任意の住所を盗み出し,社名を偽って我々へ旅行の案内状を送りつけた.こうして「P−へワクチン(ピンクの錠剤)を届けよう」と偽りの目的で集合させられたのが今回の「非局所性緑色免疫団」なのである.だいたい本当なら誰がワクチンを作ったんだよ,P−はENOLAさえも入手していないのに(笑).まんまとだまされた免疫団であった.
またマクロソフト社は,ネットワーク上に生息する人工蜘蛛「BIT−MEMON」を調教し,中野団長として免疫団に紛れ込ませる.
BIT−MEMONのモデルはタイ国に生息する「メモン・プージン(蜘蛛女性)」であるとされる.メモン・プージンの分泌する糸からピンクの錠剤が作られているらしいが,コレは真実かどうかは不明.

平沢船長が倒れたのはENOLAとは無関係

ENOLAの免疫剤として免疫団が持ち込んだ「ピンクの錠剤」はマクロソフト社がP−を倒すべく準備したもの.コレによって平沢船長が倒れたことを,TEMP5DEMが免疫団へ伝える.この時のTEMP5DEMはバリ民話の猿の姿で現れる(旅行会社HISの古閑氏がこの役を務める).なお,4日目にカフェ・ロータスに再びTEMP5DEMが我々の前に現れるが,こちらは人間の姿(小西さんが役を務めた.小西さんは「P−MODEL号小西船員」と「TEMP5DEM」の一人二役)であった.
平沢船長を助けるべく我々は中和剤を探索に行くが,この「ピンクの錠剤」と「その中和剤」は病原体ENOLAとは(いまのところ)関係のないもの.混同しないように.

さて,免疫団は中和剤を探し出し,処方箋通りに調合し,指示書通りに福間船員(System−1)に渡す.平沢船長と3名の団員が中和剤を服用することで平沢船長は健康体に戻る.なお,この中和剤には危険な波動を周囲に発生させる成分(笑)が含まれているため,直後にはこれを消去する「儀式」と「消毒」が必要とされる.実際には「非局所性農民によるケチャダンス」と「小西/福間 両船員による消毒」がこれに当たる.

ENOLAは非局所性障害に酷似

TEMP5DEMの新たなメッセージによれば,ENOLAの症状ははるか昔にLayer−Greenで流行した「緑色神経失調」による「非局所性障害」に酷似しているという.また,ENOLA感染者は外見からは区別がつかない(わかるのはBIT−MEMONのみ?).今のところENOLAがどのような病原菌なのかは不透明な状態である.
TEMP5DEMの祖先(昔のLayer−Greenの住人)は「非局所性障害」を「緑色の予防薬」で克服したという.さて,この文章からTEMP5DEMはLayer−Greenの住人であることがわかる(小西船員が変身するという設定ではないようだ(笑)).

ウィワットがP−ワールドに…

Layer−Greenにははるか昔,我々の世界から一人の男が迷い込み,非局所性障害の予防薬のもと「緑の錠剤」に関する情報をウブドゥ村に散りばめたという.この情報の最後には「Wiwat Tarasangop」と署名が….
ここの話の筋が,今回なかなか気付かないところ.この「はるか昔に迷い込んだ男」が「ウィワット」であり,今のところ「平沢船長」とは別人.つまり,P−がLayer−Greenに突入するはるか昔に,すでにウィワットがLayer−Green迷い込んでるのである.「P−の物語」に「ソロの物語」の登場人物「ウィワット」が出てくるというのは,なんというか,銀河鉄道999にキャプテンハーロックが出てくるようなもんか?(笑)

カフェ・ロータスは汚染されていない

さて,免疫団は3通のメッセージから入手した3枚の絵ハガキを持ち,カフェ・ロータスに移動する.4DEMがASHURA CLOCKの後遺症で互いに憎悪したP−メンバを招待して非局所性薬膳を食べさせたのがこのカフェ・ロータスであった(CD−EXTRA&インターネットオリエンテーリング Layer−Green参照).
マクロソフト社の偽情報ではカフェ・ロータスの池はENOLAによって汚染されており,重度ENOLA患者が集うとされている.これはカフェ・ロータスの池の水がENOLAの予防薬の材料の一部となるのでマクロソフト社が免疫団をカフェ・ロータスへ近づけさせまいとしたためと考えられる.
免疫団はカフェ・ロータスで平沢船長より蓮池の水をいただく.また,ここで入手した新しいメッセージによるとENOLA予防薬はこの「蓮池の水」と「緑の錠剤」によって作られるらしい.

緑の錠剤をゲット.BIT−MEMONの正体は?

次に免疫団は絵ハガキのメッセージを頼りにグヌンカウイへ緑の錠剤を探しに行き,それを発見する.
この直後P−は,MEMON TESTにより,免疫団を率いていた中野団長の正体を暴く.BIT−MEMONと断定された中野団長は処刑される.これによりENOLAがLayer−Greenの外へ漏れ出す危険は避けられた.
ここでBIT−MEMONのおさらい.BIT−MEMONは…
    ・マクロソフト社に調教されていた.
    ・人体実験として,団員をENOLAに感染させた疑いがある.
    ・また,感染した団員の写真をポラロイド撮影し,マクロソフト社に送っていた.
    ・昼は人型で,夜は本来の姿となる.
    ・水に濡れない.
    ・「き」の発音がおかしい(笑).
    ・高所から落とされると白い糸を吐き出す.

予防薬は完成.しかし問題は何も解決していない

「蓮池の水」と「緑の錠剤」から「ENOLA予防薬」は完成した.これを免疫団全員が服用する.しかしENOLAそのものに光を当てることなく免疫団は帰国する.
ここでENOLAのおさらい.ENOLAは…
    ・P−MODEL号がLayer−Greenに突入する振動でできた振動性病原体.
    ・感染しても外部からは全くわからない(BIT−MEMONにはわかる).
    ・はるか昔流行した「非局所性障害」に症状が酷似(どんな症状?(笑)).
    ・「非局所性障害」の予防薬は「ENOLA」の予防薬としても有効.
    ・P−MODELは入手していないが,マクロソフト社は入手している?

後日談…感染者は…

バリからエアメールが届く.中には4日目の全体写真と班別写真の他にメッセージが.


    BIT-MEMONがMACRO SOFT社に送ったENOLA感染者の写真を入手   
    しました。これはその内の一枚です。残念ながらあなたは
    ENOLAに感染しています。
                              P-MODEL 


ストーリー上,BIT−MEMONは昼間は人間の姿で活動(感染者の写真を撮る)はずなのに,写真を撮っていたのは夜に一度だけ.昼間はなし.おかしいなぁ…と思っていたら,ポラで一人ずつ撮るのではなく,旅行の全体写真等と称して思いっきり団員全員を撮っていた(笑).気付きませんね.これは(笑).

ENOLA撲滅のストーリーは次のフルCD「電子悲劇/~ENOLA」またはそのライブツアーに引き継がれる…らしい?(笑)


非局所性緑色免疫団ソシオグラム








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